電子車検証について

電子車検証の導入により、所有者がわからないトラブルが頻出しています。
今回の記事では、電子車検証の中に入ってしまった所有者情報の確認方法をお伝えします。
それ、所有者じゃないよ!
電子車検証は↓のような青い小さい紙です。(軽自動車は緑色です)

よーく見てみると、中ほどに個人名や法人名が書いてありますが、一つ上の細い項目を見ると
「使用者の氏名又は名称」と書いてあります。
つまり、印刷に書いてあるのは「使用者」、所有者じゃないよ!ということになります。
じゃあ、所有者はどこに書いてあるの???
結論から言うと、所有者は印刷されていません。
は?っと思った方、私も最初は「何で?」と思いました。
その理由は後にするとして、どこに所有者が書いてあるかというと、
電子車検証に内蔵されたICチップに書いてある
ということになります。
電子車検証と一緒にA4用紙で「自動車検査証記録事項」というものはありませんか?

それが電子車検証に内蔵されたICチップから読み取ったものになると思います。
そしてそこにやっと、所有者がでてくるのです。
普通自動車を名義変更(正しくは移転登録)するときに、書類を回収するときにこの「所有者」がわからなければ、なにを集めてもらうか正確にお伝えできません。
使用者と所有者が違うのはなんで?
例えば、お車をローンで購入した場合、
所有者→金融会社
使用者→借りた方
という感じで使用者と所有者が違う場合があります。
ローンの返済が終わっても、手続きしないとそのままになるので、
完済したら「所有権解除」という手続きをしたほうが、あとあと楽です。
この場合、使用者様の使用の本拠(ほとんどの場合住所)が変わらなければ、車庫証明は不要です。
他にも一昔前に買ったのであれば、お車を現金で買ったけど、所有者がディーラーの名義になっているということもあります。
まず、お車の所有者を正しく確認してみましょう。
電子車検証に内蔵されたICチップを読み取るには
お手持ちのスマホ(NFC対応機種に限る)で電子車検証閲覧アプリをインストールしてください。
NFC対応機種に限る、とは、わかりやすく言えば、マイナンバーカードが読み取れるスマホだったら大丈夫だと思います(持論)。
インストール後に〇読取というボタンを押し、
電子車検証の右下にある小さい4桁番号(セキュリティコード)を入力して、

スマホの読み取り(iphoneだったら背面)に電子車検証のICチップを近づけて、
かわいいぽぽっという音がでたら読み取ったということです。
図の黄色〇の部分、↓矢印がある部分を押し、PDFに保存したら、一覧にでてくるようになります。

スマホではなくPCからもリーダーを使って読み取れますが、業者以外はそんなにつかわないと思うので割愛します。
なんで所有者は書いてないの?
なんで書いてないかは私もしりませんが、先ほどの所有権解除の際に印刷面が変わらない、お引越ししても印刷面がかわらないという利点はあります。
私のほうで、OSS申請をすると電子車検証の中の記載内容を変更できますが、まずOSSがマイナンバーカードの電子委任状が必須なので、なかなか条件が合致しないため、いまだやったことはありません。(いつか利用しやすくなるかもしれませんが)
車検がきれるのはいつ?
所有者が印刷されていないというお話しをさせて頂きましたが、
車検の期間も印刷されていません。
・・・というのも、以前あった紙の車検証はほとんど継続検査(車検の更新)で使われていて、紙の量を減らすためには、車検期間を印刷せずにICチップの中にいれよう、、、ということがあったそうです。
ICチップの読み取りができなければ、紙の記載事項がいるのは実情なので、紙の量が減ったかどうか、考えてもきりないなと思います。
電子車検証の有効無効
例えば、電子車検証を紛失した場合、車検の時に気づいて再発行したとします。
再発行後は、新しい電子車検証が有効になり、古い電子車検証が無効になります。
詳しい仕組みは知りませんが、
お客様のお持ちになった電子車検証のICチップを確認するまでは、「本当に有効な電子車検証か」ということがわかりません。
無効な場合、本物の電子車検証はいずこ??と探して、どうしても見つからなければ、警察署に紛失届を出し、再発行というご案内させていただきます。
最近では、お客様の聞き取りよりも、車検証の正確な情報を確認してから、ご案内しないとご迷惑をおかけするので、ご依頼の際は電子車検証をお持ちいただいてからのほうがベストだなーと感じます。

電波障害時などでつながらない場合は050-3637-6996にお電話ください

